ポッコリお腹の原因は?女性特有の原因と対処法
女性はお腹にだけ脂肪がつくことが多いので、歳を取ったせいで皮下脂肪が落ちにくくなっているだけだろうと思いがち。
しかし、その中には皮下脂肪だけではなく女性特有の病気が隠れているという場合もあります。
気になるぽっこり下腹の原因となる要因について紹介します。
加齢による脂肪の蓄積
いわゆる、中年太りというものです。
皮下脂肪によるもありますが、最近では内臓脂肪のつきすぎで下腹が出るという人も多いようです。下腹のぽっこりはダイエットではなく、筋肉強化で引き締めを行うことでスッキリとさせることができます。
骨盤の歪み
骨盤が歪んでいたり、開いた状態だと内臓が本来の位置より下がってしまい、下腹部分が出ることがあります。まずは骨盤の歪みや開きを治してあげることが大事です。
毎日同じ肩にカバンをもつ、足を組む癖がある、立っているときに重心が片側にかかっているなど、自分の骨盤が歪んでいるか、チェックしてみましょう。
腸内環境
腸の動きが低下すると便秘になったり、ガスが溜まりやすい環境になり下腹が張ったような状態になります。
腸内環境を整えるには、善玉菌と悪玉菌のバランスをよくすることがとても大事です。
発酵食品や食物繊維を上手に摂取し、水分もしっかり摂りましょう。
婦人科系の病気
下腹部分には子宮や卵巣といった、女性にしかないものがあります。その部分に病気があったりすると、下腹がぽっこりとしてくることがあります。
卵巣嚢腫、卵巣がん、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮がんなど、女性特有の病気がありますので、気になる方は婦人科で診察を受けるようにしましょう。
その他内臓疾患
下腹部分には腸や肝臓といった大事な臓器があります。
肝硬変、大腸がんが疑われる場合もあるそうです。
下腹がぽっこりとしてくると「また脂肪がついてきたかな」と思ってしまう方が多いと思いますが、それだけが原因ではないこともありますので、日々の体調管理や体の変化のチェックなどを心がけ、早めの対処をしていきましょう。