いまさら聞けない!シリーズ パート2
前回は、いまさら聞けない!40代からのスキンケア、クレンジング・化粧水・美容液のお話をしました。
今回は続きの、クリーム・日焼け止め・ファンデーションの正しい選び方&使い方をお伝えします。
クリームの正しい選び方
乳液やクリームの油分でお肌に蓋をする、という言葉を聞いたことはありませんか?
この常識は時代遅れです。セラミドがなければ、お肌の潤いは保たれません。
ただ、乾燥がひどい目元や口元などの皮脂腺が少ない部分に、油分を足すのは有効です。
①乾燥を和らげるセラミド配合のクリームがおすすめ
保湿成分の代名詞、さらに肌バリア機能の改善にも欠かせない役割を担っているのがセラミドです。乾燥の悩みを抱えていない40代~50代の方はいないといっても過言ではないだけに、まずは潤いを重視したクリームを選んでみましょう。
②目元・口元のきわまでしかっり塗り込む
クリームをお顔全体にササっと塗って終わりにしていませんか?
たまにで良いので、鏡を見ながら目元のきわやまぶた、口角にもしかっりとクリームを伸ばしましょう。目元や口元には年齢が出やすいと言われていますので、しっかりケアすることで乾燥小じわなども予防できます。
正しい日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ基準として、SPFやPAの高いものを選びますか?
SPFは表皮に影響を与える紫外線B波をカットし、PAは真皮層まで到達してシミしわの原因となる紫外線A波をカットします。
日焼け止めに入っている、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤という成分も気になりますよね。これらの紫外線防止効果は確かなものですが、どちらも一長一短があるため日焼け止めを選ぶ際は、これらの種類を見分けるとよいでしょう。
①ノンケミカル・紫外線吸収剤不使用と表記されているものを選ぶ
買い物へ行くくらいの外出なら、SPFやPAが低くてもノンケミカルの日焼け止めをおすすめします。UVカットのサングラスや日傘、帽子で紫外線をカットしましょう。
②シチュエーションに合わせて日焼け止めを変える
長時間紫外線を浴びるときには、SPFやPAの高いものを使い紫外線をカットしましょう。
③クレンジングでしっかりオフ
メーカーによって落とし方が異なりますが、日焼け止めがお肌に残ってしまうと乾燥の原因になります。小鼻、フェイスライン、耳、首元などは見落としやすいので意識して丁寧に洗い流しましょう。落とした後は保湿ケアもしっかり行いましょう。
ファンデーションの選び方
お肌の悩みを隠そうとすると厚塗りになってしまい、逆にしわが目立ってしまったり、時間がたつと浮いてきてしまったり。更年期を境に、ホルモンバランスが崩れファンデーションのノリが悪くなったと感じる方も出てきます。ご自身のお肌と相性ぴったりなものを選びましょう。
①今一度ご自身のお肌の色を知る
ファンデーションのカラーの選び方を間違えると、自然な肌は作れません。
まずはご自身の肌色を知ることが大切です。店頭やサンプルなどで実際に顎から首のラインにのせてみて、馴染みの良いものを選びましょう。
②薄く良く伸びるもの
悩みを隠そうと厚塗りになってしまうと、シワなどの溝に入り込み余計に毛穴やシワが目立つ原因になります。そのためカバー力はもちろんですが、薄く良く伸びるリキッドがおすすめです。
③美容液ファンデーションを選ぶ
お化粧が崩れる原因のひとつは乾燥です。年齢とともに肌水分量は減っていきますので、ファンデーションに保湿・美容液成分が含まれていることが大切です。
いかがでしたでしょうか?
知っていることもあったかもしれませんが、実行に移している方は意外と少ないのです。女性のほとんどが、毎日メイクとスキンケアをしています。
ちょっとした気遣いを毎日続けることで、5年後・10年後のお肌が変わってきます。
今日から初心に戻り、今一度メイクとスキンケアの見直しをおススメいたします!