②仙骨と蝶形骨
仙骨とは、身体のほぼ中心に位置してます。
全身200個の骨を支配し、筋肉、内臓、諸器官等をコントロールしているとても重要なパーツです。
沢山の神経が通っているなどの理由で、プラスチックやセラミックなどの人口骨で代用できない骨が「仙骨」だそうです。蝶形骨も人口骨にはまだ出来ないんだそうです。
仙骨周りの筋肉が凝り固まってしまうと仙骨を圧迫し、背骨、頭蓋骨、顔の歪みも生じ、女性の方は生理痛がひどくなったり、便秘の原因にもつながります。
仙骨は常に微振動しており、それが蝶形骨に伝わり蝶形骨も微振動するしかけになっています。
ですので、仙骨周りの筋肉をストレッチし柔軟にすることで蝶形骨にも影響を与え、身体が喜ぶホルモンの分泌を促すことが期待できます。
■仙骨ストレッチ■
- 仰向けに寝て、腰が浮かないように膝を抱えます。左右に揺らして仙骨を刺激します。目安30秒~1分くらい
- 座って左右の足裏をくっつけ、かるく膝を押し股関節をストレッチします。その時、開きにくい方などをみつけ知っておくと良いでしょう。
- 仰向けに寝て、片方の足の膝を抱え込み肩の方へ引き上げます。この時に反対側のおしりが床から離れないようにしましょう。目安(片側)20秒~30秒くらい
仙骨周りのストレッチの方法は他にも沢山ありますが、前ももや腸腰筋を伸ばすようなものが良いでしょう。
痛みがある場合などは無理をせずに仙骨付近や前ももをさするだけでも、筋肉の緊張をほぐせます。
ご自身にあったストレッチ方法をみつけ、仙骨の動きをよくしていきましょう。