音楽と本と料理と…
こんにちは。今日は私の独り言にしばしお付き合いください。
昨年末に引っ越しをしたのですが、ほんの数日前まで仕事が忙しく、家の中は「何となく生活出来る空間」となり、思い描いていた新居とは程遠い状態になっていました。
最近になりやっと時間が出来たので、適当に棚に片付けていたものを整頓したり、3階に置きっぱなしにしていた本を1階に戻したり、引き出しの中を片っ端からきれいにして気が付きました。
「見えない部分を整える事でなぜかこころが満たされる」
忙しい間は見える部分をささっと片付け掃除してごまかしていたんですね。しかし本当の意味で片付いている訳ではないので、どこかでもやもやした気持ちを持ったまま日々を過ごしていました。
ティアラが提唱している「内側からきれいになる」という事の本当の意味を理解した気がします。
こころが満たされると、更にこころが満たされる行動へと導かれます。不思議ですね。
片付けが済んだ部屋で本が読みたくなったので、近所の古本屋さんに行ってじっくりと欲しい本を探しました。好きなものや欲しいものを「選ぶ」時間は楽しいので、あっという間に時間が経ちますね。
夕方になったので本を閉じ、夕食の支度。
仕事から帰宅して夕食を作る時は、なるべく短時間で簡単で美味しいものを作りますが、ゆとりがあると献立も変わってきます。
- かぶと鶏肉のハーブグリル
- 〆コノシロのカルパッチョ
- あん肝のクリームパスタ
大きなかぶを乱切りにして、一口サイズに切った鶏肉と一緒に耐熱容器に並べます。上から岩塩と黒胡椒を挽き、ローズマリー、タイム、オレガノと一緒にオーブンへ。
コノシロは三枚におろして塩をして30分冷蔵庫で〆てから、昆布、赤唐辛子、にんにく、酢に漬け込み半日〜1日待ったものを切っておく。自宅で栽培したサラダ菜の上に薄切り玉ねぎの上にコノシロを乗せ、プチトマトで飾り付け、三角で採れた果肉たっぷりのレモンを絞り、塩こしょうで味を整え、オリーブオイルをスプーンでかける。
みじん切りしたにんにくをオリーブオイルでじっくり火を入れ香りを立て、酒蒸ししたあん肝を裏ごししながら入れ、生クリームとパスタの茹で汁で伸ばしたソースに、茹でたてのパスタを和え、あさつきと刻み海苔をかける。
白ワインを冷蔵庫に入れ冷やし、家族の帰りを待つ間、引き続き音楽を聴きながら本のつづきを読みます。
食事と会話は「内側と外側」から満たしてくれます。
人は満ち足りていると、表情が優しくなり、考え方も柔軟になります。
忙しい時であっても「ゆとり」のあるこころを持っていたいですね。
それが難しい時はただ「気づく」だけでも良いと思うのです。「ゆとり」という存在に気づく事で、一瞬足を止める事が出来ます。
日々私たちの意識は「他」へ向いている事が多いので、OFFの日ぐらいは外へ散らばった意識を自分に戻して、本来の自分の時間を満喫したいですね。
長い独り言にお付き合いくださり、ありがとうございました。
機会がありましたらまたお付き合いいただけたら幸いです。
