ダイエットに必要な3つの鍵
ついお菓子を間食してしまったり、おなかがいっぱいなのに食べしまったり…。気が付いたら２～3キロ太ってしまっていた、なんてことはありませんか？体重が増えるのはあっという間ですが、減らすのにはかなりの努力と時間が必要です。
体重計にのった時のショックで最初の何日かは、大好きなお菓子をやめたり食事量を一気に減らすことができても、無理に我慢を続けることでリバウンドしてしまいます。食べてしまった後「なんて意思が弱いのだろう…」と自分を責めてしまうという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、ダイエットに失敗してしまうのはあなたの意志のせいではありません。人には『恒常性維持機能』という生命を維持するための機能を兼ね備えています。身体は大きな変化があると、それを「危険」と判断しブレーキをかけ始めます。そのために、意思では「ダイエットして痩せるぞ！」と思っていても、潜在意識は「ダイエットよりもいつも通り食べなくてはいけない！」と脳に指令を出してしまうのです。
その性質をしっかりと理解し、ゆっくり体重を減らしていくことが必要です。
まずは3つのコツを習慣にしましょう。
①『ゆっくり食べること』
早食いは血糖値を一気に上昇させインシュリンが大量に放出されます。インシュリンは各臓器に糖を取り込ませる働きをし糖の消費を促しますが、早食いが一気に大量の糖を体内に取り込むため、糖の過剰摂取分は脂肪に変換されます。
ゆっくり食べることで、これらの働きを抑え太りにくい状態へ導きます。
②『ストレスの緩和』
人はリラックスするとセロトニンを分泌させ、食べすぎを抑えることができます。
リラックスする方法は、お風呂に入る・軽くウォーキングをする・アロマで芳香する・本を読むなど、ご自分に合ったものを見つけるのが良いでしょう。
③『ダイエットに重きを置かない』
何度もダイエットに失敗していると、ダイエットは辛い、我慢しなくてはいけないなどの嫌な事として記憶しているため、「ダイエットしなくてはいけない」ということ自体がストレスになり、また同じ失敗を繰り返してしまいます。
あれもこれも制限するダイエットではなく、まずは①、②を繰り返し何度も行うことで身体は勝手にスリムモードに切り替わっていきます。
この３つの事を意識するだけで良いのです。また、習慣にする事でこれらが当たり前の生活になる事が最も良い事でしょう。
人それぞれ体調や体質も違うので、運動が合っている方もいれば、食事から見直す方が良い方もいるでしょう。しかしまずはこの３つを実行し習慣化させること、またはプラスすることで気が付いたときにはスッキリした体形になっているはずです。
なにより、ダイエット効果だけではなく①はゆっくり噛むことで唾液が分泌し若返り効果もあり、②はリラックス効果で身体の緊張をほぐすことも期待でき、③の無理な制限を作らないことで3日坊主から抜け出せます。
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